※ 個人が趣味で行う鉄道模型工作の記事です。記載内容の加工方法については一切の責任を負いません。


【1/80】小海線のキハ55

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車体を加工してウェザリングまで終わった状態です。

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放送用ケーブルを追加しました。

天賞堂のプラスティック製キハ55を小海線で活躍していた頃の仕様に仕上げます。
加工は、13mmゲージへの改軌とDCCサウンドデコーダーの取り付けが中心です。

@車体の加工

製品の状態で既に完成された車体なので、大きな加工は行いませんでした。
ただし、車体の分解には苦労しました。
窓ガラスを表現するプラスティックは車体に接着剤で張り付いているので、車体と窓ガラスの両方を壊さないように慎重に剥がしました。
穴あけは車側表示灯の別パーツ化くらいで、あとはインレタ貼り付け、保護塗装で仕上げました。

車体の加工(1)

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モールドで表現された車側表示灯を削り取って穴を開けます。

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車側表示灯のクリアパーツはTOMIX455系の余剰品を利用します。

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クリアパーツを取り付けた状態です。

車体の加工(2)

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製品付属のインレタで形式番号を転写します。

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車番は「182」とし、一文字ずつ拾って転写しました。

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所属表記は製品付属のインレタに中込機関区がないので、くろま屋のインレタを入手しました。
妻面には、長野工場を示す検査表記を転写しました。

車体の加工(3)

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インレタの保護を兼ねて、車体を艶ありのクリアで塗装します。
1/80サイズでは、プラスティック製品は艶ありとした方がよいように思います。
屋根に艶が出ないように、マスキングしておきます。

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屋根上は排気の汚れと錆汚れなどを表現しました。

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正面貫通路の渡り板を灰色に筆塗りします。
窓にはデフロスターとサンバイザーを付けました。

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乗務員ドアと客用ドアに墨入れして、車体は完成です。

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A13mmゲージへの改軌

動力車の改軌は工夫が必要です。
製品は片側の運転台側のみ動力を伝達する構造なので、妻側は付随車の改軌と変わりありませんでした。
台車枠の幅詰めは行わず、車輪の位置を狭める、所謂長軸改軌で対応しました。
しかし、動力台車はギアボックスを削る必要があったり、簡単にはいきません。

改軌(1)

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付随台車は、左右の車輪つき車軸とそれを繋ぐプラパイプを分解します。

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車輪をずらして13mmゲージの幅に合わせます。
台車に組み込めば、改軌完了です。

改軌(2)

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動力台車を分解します。

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ギアケースの枠に車軸を支える部品の幅を詰めます。
左が加工後、右が加工前です。

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ギアケースの幅を13mmゲージに収めるために削ります。
潤滑油はすべて洗い落としてからセラミックグリスを塗布しました。

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集電用の金属部品は幅があって硬く、そのまま組み込むと車輪を圧迫してスムーズに回転しませんでした。

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車軸に掛かる部分を切断し、金属線をハンダ付けして集電するようにしました。

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BDCCサウンドデコーダーの取り付け

天賞堂のキハ55には、DCC用の8ピンが用意されているので、これに対応したデコーダーをピンに嵌めこめばDCC化は簡単にできます。
しかし、サウンド化を考えるとスピーカーの取り付けに工夫が必要でした。

DCCサウンドデコーダーの取り付け(1)

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DCCサウンドデコーダーは、ドイツESUの LokSoundv3.5 を使用しました。

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スピーカー取り付け位置を確保するため、妻側のトイレ・洗面所のモールドを削り取ります。

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音は床方向に出すため、床に穴を開けます。
この部分は配線の基盤もありますが、配線をうまく避ければ穴は開けられました。
また、ダイキャストの床板にもモーターツールを使って適当に穴を開けました。
デコーダー本体を収めるため、シートの一部を削ります。

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スピーカーとエンクロージャーの隙間を埋めるため、そして不要な振動を抑えるためにアルミテープを貼り付けます。
効果がどれほどあるかは、比較していないのでよく分かりません。

DCCサウンドデコーダーの取り付け(2)

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外から車内にデコーダーや配線が見えにくくなるように、トレーシングペーパーをカーテンにして窓ガラスに貼りました。
完全な遮光素材を使わず、トレーシングペーパーを使用したのは、室内灯の灯りが漏れるようにするためです。

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LokSound専用のソフトウェアを使ってデコーダーのプログラミングをします。
音は、取り敢えずESUのサイトからダウンロードできるドイツのディーゼルカーを使用していますが、自分で作った音を入れることができるので、いろいろと試そうと思っています。
ファンクションの割り当ても自由にできるのは、とても便利です。

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