※ 個人が趣味で行う鉄道模型工作の記事です。記載内容の加工方法については一切の責任を負いません。


【1/80】小海線のキハ57

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完成車輌を正面から見ます。
小海線で活躍していた頃の キハ57 を再現しています。
床下のエアーホースは形があまり良くないので、そのうち市販のロストワックス製に交換の予定です。

KATOのプラスティック製キハ58を小海線で活躍していたキハ57に改造します。
車体加工および台車交換のほか、13mmゲージへの改軌・DCCデコーダーの取り付けを行いました。

@車体の加工

キハ57はキハ58系の初期型ともいえる形状です。
製品の年式とは異なる形状を再現していきます。

車体の加工

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車体の加工は、色を落としてから行います。
側面は、客用ドア下部の明かり窓を埋め、乗務員扉とともにエコーモデル製「スケール・アミメ板(T型目)」から作った靴刷りを接着します。

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前面は、テールライトおよび尾灯掛けをエコーモデル製に変更し、手摺りは金属線に交換します。
運転席・助手席窓下はφ0.25mmの洋白線、その他の手摺りはφ0.2mmのステンレス線を使用しています。 製品付属の軟質プラスティックの径が大きい箇所は、一度穴を埋めてから開け直しています。
また、運転席側タイフォン横の足掛けは削り、テールライトの横にプラ板で付け直しています。
画像は、サーフェイサーをエアブラシで噴いた後に、白色塗装済みの金属パーツを取り付けた状態です。

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クリーム色で全体を塗装して、マスキングします。

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朱色を塗装後にマスキングテープを剥がすと、吹込みがありました。

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部分的に再度マスキングを施して、再塗装して仕上げました。
急行型気動車らしく見えてきます。

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くろま屋のインレタを使用して、車番や妻面の検査標記を入れます。
「長野工」が良い感じです。

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客用ドアのレールは、プラモデル用の銀色シートを細く切ったものを貼り付けます。
ドアノブなどにも銀色を筆で差しておきました。
この後、クリアを噴いておけばインレタが剥がれる心配はありません。

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屋根上水タンク横の手摺りは真鍮線で作りました。
屋根板とクーラー、ベンチレーターをそれぞれ塗装して組立て、車体と合わせてからウェザリングします。

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貫通幌、デフロスター、サンバイザー、ワイパー、ジャンパーケーブルなどの小物を付ければ、車体はほぼ完成です。
小海線では車番を記したプレートを尾灯掛けに掛けていましたので、これも忘れずに付けておきます。番号は「31」としました。

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A床下の加工

DCCデコーダーは床下に格納します。
機器には大きな加工はしませんが、簡単なパイピングを施してみました。

DCCデコーダーの取り付け

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DCCデコーダーはデジトラックスの「DZ143PS」を使用しました。
8pinプラグ部分を切断して、床下エンジンパーツに押し込みます。

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エンジンパーツを床板に取り付けた状態です。

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ライトをLEDに変え、ライト基板を加工してヘッドライト側を白色、テールライト側を黄色のリード線で繋ぎます。

床下の加工

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ホワイトメタルのパーツを適当に追加しました。

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エコーモデルのATS車上子を組み立てて、床板にはネジ留めとしました。

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真鍮線で、これも適当にパイピングを施しました。実車の床下の様子は車輌ごとに異なり、雰囲気だけを求めたものです。
床板はねずみ色1号で塗装後、くろま屋のインレタで床下標記を再現しました。

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油染みを墨入れペンで表現し、錆色をエアブラシで噴いてウェザリングを施します。

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B13mmゲージへの改軌

台車を交換して改軌します。台車枠の幅も詰めて実感を求めました。

改軌

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キハ57の台車は空気バネのDT31形ですが、KATO製の交換パーツにはないので、キロ80用TR58で代用しました。

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台車を分解します。

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中心の部品を切断して、台車枠が13mmの車輪に合うように削り、真鍮板を十字に加工した部品にネジ留めして組み立てます。

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車輪はスパイクモデル製を使用しました。

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C室内の加工

客室内を加工します。

シートの加工

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手摺りを削り、φ0.5mmの真鍮線を曲げたものを植えていきます。
しかし、φ0.5mmでは少し太すぎたようです。

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シートを青20号で塗装後、マスキングして枠をグレーで塗装しました。
手摺りは銀色のマーカーで色差ししましたが、余り目立ちません。

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運転室のパーツに色を入れて、運転士を乗せました。

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D完成

車体を組み立てて完成です。

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Models IMON の13mmレールに乗せて、ライトを点灯しました。

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窓から室内を覗きます。
座席に付けた手摺りの様子が分かるでしょうか。

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この角度から見ると、ヘッドライトの点灯具合が判りづらいようです。
細かいところでは、放送用ケーブルを追加しています。

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トイレ、洗面所の換気窓は開けた状態を表現しました。
台車が空気バネの仕様であるのが分かります。

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排気管付近を中心に黒色で汚すなど、ウェザリングを施しています。

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