秋の信濃路とJR東海リニア・鉄道館 〜旅先で思わぬ計画変更〜

(2012年10月)

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2011年から『山歩き』を始めて、のんびりと旅行に行く機会が少なくなりました。
2012年の夏に体調を崩し、『山歩き』は暫くの間断念せざるを得なくなり、その代わりに秋の信州に旅行をすることにしました。

いつもの旅行のように、妻が食事の計画を立て、私は鉄道写真の撮影を絡めながら乗車列車の計画を立てました。
計画どおりに事が運び秋の信州を十分に堪能し帰路につくことにしたのですが、二人とも何となく物足りなくなって、長野から新幹線に乗らずに「ワイドビューしなの」に乗ってしまいました。
旅先で計画を変更することはあまり無いのですが、たまにはこれもよしとしましょう。


【一日目】 新宿〜小淵沢〜上田〜飯山〜長野

新宿駅から「スーパーあずさ1号」に乗る
〜小淵沢へ〜
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信州へは中央東線から入ることにしました。
新宿駅から早朝の「スーパーあずさ1号」に乗車します。

朝食は駅弁
〜中央東線の車窓を眺めながら〜
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新宿駅で朝食の駅弁を購入しました。
秋の味覚が詰まった美味しい弁当でした。

小淵沢から小海線に乗り換える
〜高原の空は高く〜
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「スーパーあずさ1号」を小淵沢で下車して小海線に乗り換えます。
南アルプスも八ヶ岳も青空の中に素晴らしい山容を見せてくれました。
小海線の発車まで少し時間があったので、駅を出て周辺を散策しました。

発車を待つ小海線の列車
〜小淵沢〜
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小海線の乗車列車は2両編成のディーゼルカーです。
小淵沢から小諸まで、小海線全線を乗り通します。

八ヶ岳を眺めながら
〜小海線の車窓〜
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清里駅を過ぎ野辺山駅の手前でJR線最高地点を通過します。
車窓には暫くの間、美しい山裾を見せる八ヶ岳が見えていました。 最高峰の赤岳(標高2899m)に登頂したのは雨の降る日で眺望を楽しめなかったことを思い出します。

しなの鉄道に乗り換えて
〜上田〜
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小海線を終点の小諸で下車し、しなの鉄道に乗り換えます。
かつては同じ国鉄・JR路線であった両線ですが、長野新幹線開通後に第3セクターしなの鉄道となった信越本線とは小海線の線路は繋がっていないようです。
しなの鉄道は上田で下車し、長野行の列車を見送ります。

上田駅で降りたのは、割引切符「信州北回廊パス」を利用するためでした。
時間も昼を過ぎていたので、駅前の蕎麦屋で昼食をとることにしました。

しなの鉄道から飯山線へ
〜北飯山〜
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昼食後は「信州北回廊パス」を使って、しなの鉄道からJRに乗り入れ、長野から飯山線に乗り換えます。
このパスは、しなの鉄道上田以北と長野電鉄全線、JR東日本は長野を中心に信越本線は妙高高原、飯山線は森宮野原、篠ノ井線は姨捨までの区間で自由に乗り降りできる便利な切符です(2012年10月現在)。

コスモスの揺れる人形館
〜北飯山〜
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飯山線を北飯山で下車して「高橋まゆみ人形館」を訪れました。
素朴で味わいのある人形に癒される思いです。
人形の舞台となる建築物の造形は、鉄道模型のストラクチャー作りの参考にもなりそうです。

信州牛の焼肉
〜須坂〜
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飯山線で北飯山から長野に戻り、長野電鉄で須坂に向かいました。
お目当ては信州牛の焼肉です。

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【二日目】 長野〜小布施〜名古屋

篠ノ井線で列車撮影
〜稲荷山〜
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長野の駅近くに宿を取った翌朝、私は篠ノ井線の撮影に出掛けました。
稲荷山駅で下車し、林檎畑を眺めながら線路の傍らで撮影できそうなポイントを探します。

旧形客車
〜稲荷山付近〜
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偶然撮影できた旧形客車の編成です。
幾つかの列車を撮影後、姨捨に移動して撮影を続けました。

長野電鉄で小布施へ
〜ロマンスカーに乗る〜
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列車撮影を終え、妻と合流するために小布施に向かいました。
長野から乗車する長野電鉄1000系「ゆけむり」は、元小田急のロマンスカーです。

小布施駅に眠る「りんご電車」
〜ながでん電車の広場〜
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小布施駅には、かつて特急列車として活躍していた2000系電車が静態保存されています。

小布施の栗おこわ
〜信濃の秋の味覚〜
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信州の秋の味覚の一つが栗です。
栗おこわと栗菓子で食を楽しみました。

そして名古屋へ
〜「ワイドビューしなの」に乗る〜
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天候にも恵まれ秋の信州を十分に楽しみました。
予定では上田を経由して新幹線に乗り継ぎ、帰路につくはずでした。
しかし、妻も私ももう少し旅を続けたくなり、「ワイドビューしなの」に乗って名古屋に向かうことにしました。

居酒屋で夕食
〜名古屋の夜〜
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名古屋駅には暗くなってから到着しました。
ホテルに荷を置いてから街に出て、名古屋の味を楽しみました。

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【三日目】 名古屋

尾張の空は暗く
〜名古屋駅〜
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翌日、朝食を済ませてから名古屋近郊に列車の撮影に出掛けました。
見上げれば、今にも降り出しそうな空模様です。

憧れの流電
〜リニア・鉄道館〜
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午前中は以前から訪れたかったリニア・鉄道館で車輌の見学です。
憧れの広窓流電は、一部異なる箇所もありますが原形に復元されて、美しい姿で佇んでいました。
これだけで名古屋に来た甲斐があるというものです。

ひつまぶし
〜名古屋の味〜
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昼食は駅の食堂で済ませて、東海道新幹線で帰路につきました。
行程の途中で計画を変更した旅になりましたが、リニア・鉄道館への訪問は妻の提案でした。
もちろん私の気持ちを察してのことです。
食と鉄道と楽しい旅行になりました。


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