晩秋の山口県撮影行 〜下関総合車両所鉄道ふれあいフェスタ〜

(2012年11月)

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リニア・鉄道館、吹田総合車両所と続けて流電モハ52を見学し、戦前型旧形国電が懐かしくなって下関総合車両所のイベントに出掛けることにしました。
本州の西端は我が家から近い場所ではありません。折角なので山口県内の鉄道撮影も合わせて旅程を組みました。
一日目は雨模様でしたが、翌日は秋の空が広がる気持ちのよい一日となりました。

東京から新幹線を乗り継いで本州の西端を目指します。
山口県内にも興味のある路線は幾つかありましたが、遠方ゆえ撮影の機会はありませんでした。
幾つかの路線の中から宇部・小野田線と山口線に的を絞り、撮影ポイントを吟味して臨みます。


「のぞみ」は西へ
〜東京〜
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東海道・山陽新幹線「のぞみ5号」に乗り広島に向かいます。「のぞみ」が新下関に停車しないため広島から「さくら」に乗り継ぎます。
「のぞみ5号」はN700系でした。

「さくら」車内で早めの昼食
〜広島の駅弁〜
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「のぞみ5号」から「さくら549号」への乗り継ぎは、指定席券の確保の関係から広島駅になりました。
広島駅で昼食用の駅弁「もみじ弁当」を購入して「さくら」に乗り込みました。

黄色い117系に乗って新下関から幡生へ
〜幡生〜
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新下関からは広島地区の塗装となった117系に乗って幡生に向かいました。

こじんまりとした幡生駅
〜山陰本線の終点〜
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下関総合車両所に隣接し、山陰本線の終点ともなる幡生駅ですが、意外に小さな駅でした。
山陰本線はほとんどが下関に乗り入れて、ターミナル駅の雰囲気はありません。

雨の降る中、車輌の見学
〜下関総合車両所鉄道ふれあいフェスタ〜
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下関総合車両所鉄道ふれあいフェスタは生憎の雨の中での開催となりました。
時折、雨の上がる時間もあって、何とか撮影は続けることができました。
古豪クモハ42の姿も目に焼き付けておきます。

山陽本線に乗る
〜幡生から宇部へ〜
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イベント会場を後にして列車撮影に向かいます。目指すは宇部線です。
下関から移動して、どの路線を撮影するか随分と悩みましたが、クモハ42の見学もあって、縁のある宇部・小野田線をターゲットにしました。
幡生から宇部までは山陽本線の115系普通電車に乗車します。

宇部線に乗る
〜宇部〜
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宇部駅で山陽本線から宇部線に乗り換えます。
午後は、宇部線と小野田線の撮影です。

宇部・小野田線の撮影
〜岩鼻駅を基点に〜
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宇部線と小野田線の撮影は、宇部線の岩鼻駅を基点として行動します。 両線の撮影ポイントと列車の運用を考えると、徒歩で行動するには丁度よい場所です。
居能・妻崎間の踏切で小野田線を、岩鼻・際波(信)間の厚東川と際波(信)で宇部線を撮影し、再び厚東川の橋梁で小野田線を撮影します。
結構な距離を歩きましたが、列車の通過時刻を考えて上手く撮影ができました。

宇部線の撮影
〜琴芝駅〜
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岩鼻駅から宇部線に乗車して琴芝駅に移動します。
琴芝駅の周辺も旧形国電の時代から多くの写真が残っています。
雑誌に掲載された写真でしか見たことの無い場所でしたが、沿線風景は当時からあまり変わっていないようでした。
今にも茶色い旧形国電がやって来そうな雰囲気です。

宇部線に乗って新山口へ
〜琴芝駅〜
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宇部線での撮影を終えて、宿を取っている新山口に向かいました。

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二日目は山口線の撮影
〜早朝の新山口駅〜
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翌日、早朝の午前5時過ぎから行動開始です。
なかなか訪れることのできない場所なので、多くの時間を使いたいと思いました。

新山口から山口線に乗車
〜山口線車内〜
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山口線の益田行始発列車に乗車して沿線での撮影に出ます。車内は閑散としています。
凡その見当を付けて、ダイヤを見ながら沿線を少し歩くつもりでいました。

後部を切り離して4両から1両に
〜山口駅〜
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4両編成の列車は山口駅で後部3両を切り離し、1両の身軽な列車になります。
新山口・山口間は車掌が乗務していましたが、山口から先はワンマン運転です。

山口線を下車
〜地福駅〜
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1両の列車を地福駅で下車しました。
駅の近くにはSL撮影で有名な撮影ポイントの一つがあります。

趣のある駅舎
〜地福駅〜
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地福駅の駅舎は、何処か懐かしい匂いを残していました。

沿線を歩く
〜地福駅から名草駅〜
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地福駅の益田方の踏切近くで上下の列車を撮影した後は、暫く列車がありません。
山口方の次駅である名草駅まで歩いてみることにしました。

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非電化の単線は周囲の景色もあって撮影場所には事欠かないように思います。
列車の本数が沢山あれば、いろいろな場所で撮影を楽しみたいと感じました。

列車を撮影しながら山口線沿線を歩く
〜名草駅〜
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地福駅から名草駅までの間に上下一本ずつの列車を撮影して、そのまま名草駅まで歩いてきました。
次の列車まで時間があるので、この先も歩くことにします。

沿線を歩く
〜名草駅から三谷駅〜
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光の加減で分かりにくいのですが、山は秋の色づきです。
山陰地方特有の橙色の屋根瓦が風景に溶け込んでいます。

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線路の傍に大きなイチョウの木がありました。綺麗に黄葉しています。
列車と絡めて撮影したかったのですが、時間が合わずに断念しました。

イチョウの木のある駅
〜三谷駅〜
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三谷駅に着きました。
駅構内にイチョウの木がありますが、こちらは既に葉が落ちた後でした。
列車の時間が合わないので、次の駅まで歩くことにします。
秋の風が心地よく、何処までも歩けそうな気分になりました。

踏切付近で撮影く
〜三谷駅から渡川駅〜
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三谷から渡川の区間にも撮影ポイントが幾つかあります。
踏切の近くで上下の列車を待ち、撮影しました。

秋景色に佇む
〜渡川駅〜
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渡川駅です。
一組みの線路が真っ直ぐに延びて、プラットホームが寄り添っています。

線路から離れた道を歩く
〜渡川駅から長門峡駅〜
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渡川駅から長門峡駅までの線路沿いの道は交通量が多く危険を感じました。
距離は長くなりますが、山の中に迂回する道に入って、線路から少し離れて歩くことにしました。

再び線路を見ながら歩く
〜渡川駅から長門峡駅〜
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小さな峠道を徒歩で越えて、再び線路沿いの道に合流します。
大型バスなども頻繁に通って歩き辛いので、警報機の無い小さな踏切を渡って道路の反対側の未舗装路を歩くことにします。

お立ち台に人影無く
〜渡川駅から長門峡駅〜
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長門峡駅に近い鉄橋は、「SLやまぐち号」の撮影地として有名な場所です。
SLの走る日には大勢の撮影者が集まりますが、この日は誰もいませんでした。

列車の撮影
〜渡川駅から長門峡駅〜
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ところが、川の土手まで行ってみると家族連れなど何組かの見学者とカメラを構えた数人の撮影者がいます。
この日、SLは新山口駅のイベントで展示されていて運行はありませんが、週末は走るものと思っている人たちがいたようです。
小さな男の子を連れた母子にSLの走らないことを話すと、その子は残念そうに帰って行きました。

駅前は鮮やかに紅葉した木々に包まれて
〜長門峡駅〜
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長門峡駅の前には、真っ赤に染まった木々が茂っています。
列車を利用しない観光客も駅に立ち寄って、記念撮影を楽しんでいました。
地福駅から長門峡駅まで、列車の撮影を愉しみ、秋の景色を眺めながら歩いてきました。

山口行の上り普通列車に乗る
〜長門峡駅〜
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山口線の列車に乗って新山口に向かいます。

新山口行の上り普通列車に乗り継ぐ
〜山口駅〜
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長門峡から乗車した列車は山口止まりでした。
山口では向かいのホームに新山口行の列車が待機しています。

山陽本線で嘉川へ
〜新山口駅〜
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新山口駅で軽い昼食をとってから、午後は宇部線の撮影です。
山陽本線の下り列車で嘉川駅に向かいました。

嘉川駅から宇部線沿線に向かう
〜嘉川駅〜
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山陽本線を嘉川駅で下車し、宇部線の線路に向かって歩きます。
駅前は開けていて、山の方を見ると山陽新幹線が走るのを見ることもできます。
山陽本線、宇部線と合わせていろいろな撮影ができそうな場所です。

秋空は晴れ渡り
〜上嘉川付近〜
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午後になって雲が消え、秋の青空が広がりました。
風は冷たく感じますが、日没までは撮影を愉しみます。

撮影を終えて山陽本線に乗る
〜嘉川駅〜
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宇部線の列車撮影を終えて山陽本線の嘉川駅に戻りました。
上り列車で新山口駅に向かいます。

山陽本線の上り普通列車
〜嘉川駅〜
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日没まで光が当たっていましたが、列車が来る頃には陽は沈んでいました。

車内販売の弁当
〜新幹線車内〜
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新山口からは東京行の「のぞみ56号」で帰路につきました。
新山口駅では弁当の購入ができなかったので、新幹線の車内販売で弁当とビールを購入しました。

「のぞみ」到着
〜東京駅〜
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午後10時半を過ぎた東京駅は静かでした。
時間を目一杯使った山口県の旅が終わりました。


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