登山年月日 | 2012年04月21日 |
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参加人数 | 大人 2人 |
日程 | 日帰り |
天候 | 曇り |
距離 | 9.9Km |
時間(休憩を含む) | 4時間10分 |
スタート地点標高 | 252m (JR青梅線軍畑駅) |
最高点標高 | 793m (岩茸石山山頂) |
ゴール地点標高 | 244m (JR青梅線御嶽駅) |
標高差(最大) | 569m |
累積標高 | +947m、-955m |
気温 | 8.9℃ (青梅市 午前8時の参考値) |
(※ 標高、距離には誤差が含まれます)
季節に囚われずに『山歩き』を楽しもうと意気込んでいましたが、冬場の計画は体調不良や天候などの都合から見送らざるを得ない状況でした。
前回から随分と時間がたってしまったので、体を慣らすための計画を立てました。
そして、奥多摩の入門コースとして知られる高水三山を2012年の幕開けとして選びました。
自宅最寄り駅の始発列車に乗って、JR青梅線の軍畑駅に到着したのは午前7時20分過ぎでした。
立川駅からは結構な数のハイカーが乗車していましたが、軍畑で降りたのは数名でした。
昨夜から朝にかけて雨が降ったようで、地面は濡れていました。
山道が少しだけ心配です。
※途中にはトイレがありますが、計画的に利用するようにしましょう。
駅を出て青梅方向に進むと、直ぐに踏切を渡ります。
しばらくは道路に沿って歩きます。
平溝橋手前から左の平溝通りに入ります。
里山は桜やツツジなどの花が咲き誇っていました。
やはり町中よりも春は遅いのです。
右に分岐する高源寺への入口に入ります。
道案内は表示があるので迷うことはありません。
高源寺は、桜に囲まれた静かな寺です。
高源寺から舗装された坂道を上り詰めると登山口に着きます。
傍らには「熊を見かけた方はご連絡ください」との表示がありました。
奥多摩にも熊は生息しているようです。
砂防ダム脇の階段を上ると、森の中の登山道に入ります。
この日は天気が悪く、森の中はとても暗い道でした。
沢に沿った登山道には木製の橋が架かる場所もあります。
道端には薄紫色の小さなスミレが咲いていました。
周囲の木が伐採され、明るい道になりました。
しかし、辺りは霧に包まれています。
道の途中にはテーブルのある休憩所が設けられています。
疲れはないので、休むことなく先を急ぎます。
登山道には所々分岐点があります。
道標がはっきりしているので迷うことはありません。
高度を上げて、霧に包まれた道はとても明るい状態です。
霧が乱反射して全体が明るくなったのでしょう。
高水山へは常福院を通らずとも登ることができますが、折角なので立ち寄ることにしました。
階段を上り山門を潜ると常福院に到着です。
霧の中に佇む寺はとても幻想的でした。
お参りをして、トイレを拝借して山頂を目指します。
高水山の山頂が見えてきました。
木々に囲まれていて、眺めのよい山頂ではありません。
おにぎりを一つ口に入れて小休憩しました。
高水山から次の目標地、岩茸石山を目指します。
歩きやすい登山道です。
道の脇には低い笹の葉が茂り、木々は広葉樹に変わりました。
短い距離の間でも、風景は変わっていきます。
惣岳山、御嶽駅へは左の道から行くこともできます。
岩茸石山へは右の急登を進みます。
岩茸石山への急登です。
道は濡れているので滑らないように慎重に上ります。
ぬかるんでいる所もあります。
このルートの最高地点となる岩茸石山の山頂です。
高水三山のうちで唯一展望のある山頂ですが、真っ白で何も見えません。
岩茸石山山頂の三等三角点です。
岩茸石山からは、2011年10月に登った棒ノ折山に行くこともできます。
岩茸石山山頂から棒ノ折山が見えるはずなのですが、生憎の天気でした。
岩茸石山では休むことなく先に進みます。
高水山の登山道よりも岩の露出が多いようです。
細い尾根道ですが、危険はありません。
山頂直下には岩をよじ登る所があります。
しかし、距離はないので心配はありません。
惣岳山の山頂です。
山頂には青渭神社が祀られています。
木々に囲まれていて、展望はまったくありません。
惣岳山からJR御嶽駅を目指します。
高度が下がると霧が晴れて見通しがよくなってきました。
御岳駅への道は、何度かアップダウンがあります。
電力会社の鉄塔を潜ります。
高水三山ハイキングコースの御嶽駅からの登山口に到着しました。
青梅線の上分踏切を渡ります。
踏切から細い路地の階段を下りて道路沿いに歩くと、JR青梅線の御嶽駅に到着です。