登山年月日  2012年 6月30日〜7月 1日
参加人数  大人 2人
日程  一泊二日
天候  (一日目)晴れ
 (二日目)曇りのち雨
距離  (一日目) 5.8Km
 (二日目)10.5Km
時間(休憩を含む)  (一日目) 5時間10分
 (二日目) 6時間10分
スタート地点標高  2304m (富士スバルライン五合目)
最高点標高  3776m (富士山山頂剣ヶ峰)
ゴール地点標高  2304m (富士スバルライン五合目)
標高差(最大)  1505m
累積標高  +1842m、-1841m
気温   3.8℃ (二日目:剣ヶ峰 午前 7時 0分)

  (※ 標高、距離には誤差が含まれます)

昨年(2011年)の富士登山では、富士宮ルートからのアタックを天候に阻まれて九合目が最高地点となりました。
日本の最高所である富士山剣ヶ峰への登頂を果たすべく、2012年の開山に合わせて再挑戦しました。
週間天気予報と山小屋の開業日を見ながら、登山日の三日前に山行を決めました。

登山届けは山梨県警のインターネットサイトを利用して提出しました。

一日目【富士スバルライン五合目〜吉田口本八合目】

( 8:35) 富士山の玄関口
〜富士急行富士山駅〜
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富士急行富士山駅が富士山の玄関口です。
もとは富士吉田駅と名乗っていましたが、2011年7月1日に富士山駅に改名されました。

( 9:07) 路線バスで五合目に向かう
〜富士山駅から富士山五合目まで〜
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富士急山梨バスに乗り、富士スバルライン五合目に向かいます。

(10:06) 車窓の富士
〜富士スバルライン〜
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バスの車窓にはなかなか富士山が姿を現しませんでした。
雲が掛かっていて見えないのです。
スバルラインに入り、五合目に到着する直前になって、ようやく雲の晴れ間から山頂付近を覗くことができました。

(10:10) 富士山五合目に到着
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途中、渋滞もなく時間通りに富士山五合目に到着できました。
大型観光バスが何台も乗り付けていて、五合目はとても賑やかです。
それでも駐車場にはまだ空きがあるので、ハイシーズンはもっと人が溢れるのでしょう。

(10:16) 吉田のうどん
〜富士急雲上閣〜
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バス停前の食堂で登山前の腹ごしらえをします。
名物の吉田のうどんを注文しました。

(10:54) スタート地点(標高2304m)
〜富士スバルライン五合目〜
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富士スバルライン五合目がスタート地点です。
この辺りは登山者よりも観光客の姿が目立ちます。

(10:57) 六合目までの道
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スタート直後は緩やかな下り坂です。
スバルライン五合目では観光や登山の乗馬ができるので、所々に馬の糞が落ちています。

(10:59) 山頂は見えず
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バスの車窓から見えた山頂は、登山道に入ってからは雲に隠れて見えません。

(11:07) 吉田口五合目への分岐
〜泉ヶ滝〜
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六合目への登山道は右の上り坂に入ります。
道路沿いに直進すれば吉田口五合目に至ります。

(11:23) 落石覆い
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途中には頑丈な落石避けがあります。

(11:27) 六合目(標高2390m)
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吉田口五合目からの登山道と合流します。

(12:02) 砂礫の道を上る
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落石防護柵に沿った砂礫の登山道を進みます。

(12:22) 山腹に並ぶ山小屋
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見上げると一瞬、雲間から山頂付近が見えました。
まだ大分雪が残っているようです。
登山道沿いには山小屋が建ち並んでいます。

(12:26) 七合目(標高2700m)
〜花小屋〜
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七合目最初の山小屋が見えてきました。
六合目から約一時間かかりました。
山小屋の温度計を見ると、気温は13℃です。

(12:29) 岩盤を上る
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七合目辺りから岩場の道になりました。

(13:06) 薄っすらと山頂付近を望む
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岩盤の道は続きます。
山頂付近はときどき雲が晴れて薄っすらと望むことができます。

(13:18) 雪の残る斜面
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登山道から山腹の斜面を見ると、まだ多くの残雪が確認できます。

(13:59) 雪面のシュプール
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雪の上にはスキーで滑った跡がありました。

(14:16) 八合目(標高3020m)
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いつの間にか標高3000メートルを超えて八合目に到達していました。
吉田ルートには、標高3000メートルの標識は見当たりませんでした。

(14:42) 赤土の斜面
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標高3000メートルを超えると陽が射してきました。
雲の上に出たのでしょうか。
斜面には赤土が目立ちます。

(15:23) 天拝宮(標高3250m)
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青空が見えています。

(15:27) 雪の残る登山道
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雪掻きをして登山道を開通させたのが分かります。

(15:47) 本八合目の山小屋を見上げる
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この日に宿泊する山小屋が見えてきました。
もう直ぐです。

(16:01) 本八合目(標高3400m)
〜本八合目トモエ館〜
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一日目の目的地である本八合目の山小屋に到着しました。
荷物を下ろして宿の前で雲を眺めます。

(16:30) 本八合目の眺め
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山小屋の裏手には広大な雪の斜面が広がっています。

(17:03) 山小屋の夕食
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山小屋で供される夕食は、ハンバーグカレーです。
しっかり食べて、翌日の登頂に備えます。
高所では気圧が低く米を炊くのは大変ですが、とても美味しいご飯でした。

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二日目【本八合目〜富士山山頂〜五合目】

( 5:05) 悪夢再び
〜本八合目〜
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朝方になって雨が降ってきました。
風も出て、前年の登頂断念の記憶が甦ります。
同宿の複数の登山ツアーのガイドも決行か下山かを決めかねているようでした。

( 5:12) 本八合目(標高3400m)
〜本八合目トモエ館〜
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複数の登山ツアーは、希望者のみを集めた混成チームを作って山頂に出発するとのことでした。
ツアーが登頂するのならばと、私たちも出発することにしました。
幸い雨は上がっていましたが、風は吹き続けています。

( 5:18) 山頂は霧の中
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登山道を上り始め、上を見上げても山頂は見えません。
天気が悪いためか、却って気温は高めです。

( 5:23) 八合五勺
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すぐに八合五勺の山小屋につきます。
上り始めて間もないので、休憩はとらずに先に進みます。

( 5:43) 九合目(標高3600m)
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九合目に着きました。
山頂まではもう少しです。

( 6:10) 吉田口(須走口)頂上(標高3710m)
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山小屋を出て約一時間で吉田口(須走口)頂上の浅間大社奥宮に到着しました。
七合目の山小屋に宿泊したツアーの殆どは悪天候を理由に登頂を中止したようで、途中に渋滞もなく登山者は少ない方でしょう。

記念撮影を済ませ、休む間もなく剣ヶ峰に向けて出発しました。

( 6:15) 頂上の山小屋
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富士山開山の初日ですが、頂上の山小屋はまだ雪に埋もれて閉ざされています。

( 6:16) 須走口下山道の分岐
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左に須走口下山道の道を分け、お鉢めぐりのコースを辿ります。
下山道は閉鎖されて、まだ使えません。

( 6:20) お鉢めぐりの道
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風速は10メートル/秒ほどでしょうか。
この日の山頂は、氷点下まで下ることはなく、強い風でもそれほど寒くはありませんでした。
もちろん、防寒対策は厳重に施してきました。

( 6:22) 砂礫を踏んで歩く
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周囲の様子はまるで分かりません。
岩の壁が風除けになり、まったく風を感じない場所もありました。

( 6:32) 御殿場口頂上
〜銀明水〜
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御殿場口頂上にある浅間大社銀明水も雪に埋もれています。

( 6:34) 富士宮口頂上
〜頂上富士館〜
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御殿場口頂上から直ぐ、富士宮口頂上です。
山頂の山小屋は閉ざされています。

( 6:37) 雪の道
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山小屋と頂上浅間大社奥宮の間を抜けて進みます。
雪に覆われていますが、大分緩んでいて持参した軽アイゼンは使いませんでした。

( 6:40) 最後の急登
〜馬ノ背〜
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剣ヶ峰までの最後の急登です。
標高が高く、空気が薄いので焦らずにゆっくりと息を整えながら上ります。

( 6:51) 最高点は目前
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気象庁の富士山特別地域気象観測所の横を抜け、日本最高所は目の前です。

( 6:52) 富士山山頂剣ヶ峰(標高3775.6m)
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剣ヶ峰に到着しました。
富士山頂の最高点であり、日本最高峰です。

( 6:56) もう一つの最高点
〜剣ヶ峰〜
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日本の最高点は国土地理院で定められた基準点にありますが、あるテレビ番組で有名な登山家が本当に高い場所は標柱の後ろの岩にある赤い印だと言っていたのを思い出し、手を触れてきました。

( 7:06) 富士山の二等三角点
〜剣ヶ峰〜
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富士山の三角点は、二等三角点です。
平成14年にそれまでの日本測地系から世界測地系に変わり、緯度・経度の値が変わったと記載されていました。

( 7:14) 富士宮口頂上
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剣ヶ峰からは、来た道を戻ります。
西安河原方面は雪が多く危険なためです。
視界も悪く、状況が分かりませんでした。

山頂側から富士宮口の登山道を見ます。
まだ閉鎖されていて歩くことはできないようです。

( 7:22) 火口側を覗く
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火口側を覗いてみましたが、ガスに包まれて何も見えません。

( 7:30) 吉田口頂上に戻る道
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少し明るくなってきましたが、風は吹き続けています。

( 8:01) 吉田ルート登山道を下る
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雲の切れ間に遠くの山が垣間見えます。

( 8:24) 山小屋で朝食
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宿泊した山小屋に戻り、昨夕配られた朝食をいただきます。
登山中は行動食でエネルギーを摂っていたので、ばてることはありませんでした。
丁度団体ツアー客の出発で、食堂は慌しい様子でしたが、ツアー客が出た後は静かになりました。

( 9:12) 本八合目(標高3400m)
〜本八合目トモエ館〜
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荷物を整理して、レインウェアを着用して山小屋を出発します。
下山のときに事故が多いので、十分に注意して山を下ります。

(10:05) 七合目
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下山はテンポよく、ぐんぐんと高度を下げます。

(10:51) 下山道と合流
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7月1日現在で、吉田ルートの下山道は閉鎖されていました。
下りも登山道を使うので、登ってくる登山者とのすれ違いが生じます。
六合目の少し上の場所で、下山道と合流しました。

(10:57) 山開きの祈願
〜富士山安全指導センター〜
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富士山の山開きに合わせて安全指導センター前で神官による祈願が行われていました。

(11:08) 下山道利用不可の案内
〜泉ヶ滝〜
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吉田ルートの入口には下山道が利用できないとの案内板が設置されていました。
前日この場所を通ったときには無かった案内です。

(11:09) 雨の降る道
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六合目を過ぎた辺りから雨が本降りになってきました。

(11:21) ゴール地点(標高2304m)
〜富士スバルライン五合目〜
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富士スバルライン五合目に戻ってきました。
念願の剣ヶ峰登頂を果たすことができ、大満足の『山歩き』になりました。


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