山歩き、山の写真、山行記録のページ
登山年月日 | 2017年10月 5日 |
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参加人数 | 大人 2人 |
日程 | 日帰り |
天候 | 晴れ |
距離 | 7.7Km |
時間(休憩を含む) | 4時間54分 |
スタート地点標高 | 1850m (八方池山荘) |
最高点標高 | 2430m (丸山ケルン) |
ゴール地点標高 | 1850m (八方池山荘) |
標高差(最大) | 580m |
累積標高 | + 701m、- 702m |
気温 | 15℃ (丸山ケルン) |
(※ 標高、距離には誤差が含まれます)
2017年、安曇野に転居してから初めての『山歩き』は4年振りとなる北アルプスです。
毎日のように目の前の北アルプスを眺めて暮らす生活にも慣れ、新たな気持ちで北アルプスの『山歩き』を楽しみました。
当初は八方池までの予定でしたが、到着すると物足りなく感じてさらに上を目指しました。
天候に恵まれて歩く登山道からは上越国境、八ヶ岳、富士山、南アルプスが一望に見渡せました。
自宅最寄の駅から始発電車に乗り、登山口最寄駅の白馬には午前8時頃には到着します。
JR白馬駅からは、徒歩でゴンドラ乗場を目指します。
白馬駅からゴンドラ乗場までは近道を使って 2.7Kmほどです。
30分ほどの道のりはウォーミングアップに程良い運動です。
ゴンドラとリフトを乗り継ぎ登山口を目指します。
ゴンドラ下の木々はまだ緑色です。
ゴンドラからリフトに乗り継ぐ道を歩きます。
ゲレンデは枯草色に染められていました。
黒菱平の湿原は紅葉が進んでいます。
背景にある白馬三山は濃いガスに遮られて見えません。
最後のリフトに乗って、間もなく登山口です。
八方尾根の姿は霧の中です。
リフトを下りて目の前の八方池山荘付近がスタート地点です。
天候が良ければ八方池までは軽装でも登ることができます。
※八方池までの間に一ヶ所トイレがあります。計画的に利用しましょう。
石神井ケルン近くのトイレがある辺りまでは2つのルートが整備されています。
久し振りの『山歩き』です。念のため比較的緩やかな木道のコースをとりました。
歩き始めてすぐ、眼下に雲海が広がります。
不安だった天候も心配ないようです。
左手には後立山連峰の鹿島槍ヶ岳と五竜岳が見えています。
歩きやすい木道をゆっくりと進みます。
麓は一桁の気温ですが、山の道はもっと寒かったようです。
登山道の道に凍った水たまりを見つけました。
整備された木道の道を歩きます。
尾根道に出ると正面に不帰ノ嶮(かえらずのけん)を見ながら進みます。
右手には白馬三山が聳えています。
八方池を見下ろす第三ケルンに到着しました。
登山口から約1時間、最初の目的地です。
第三ケルンから八方池の畔まで下りてきました。
花の季節は終わってしまったと思っていましたが、僅かに見ることができました。
今朝ほどコンビニで買い求めた"おにぎり"と"クリームパン"、そしてコーヒーを注いで休憩します。
八方池までとスタートした『山歩き』ですが、少し物足りなく感じてもう少し上まで行くことにしました。
この先は登山装備が必要となりますが、もちろん抜かりなく物は揃っています。
唐松岳までは登りませんが、時間と体力を見ながらゆっくりと進むことにします。
八方池までの道から一転、足もとに一層注意が必要となる山道となりました。
登山道の途中には「登山者カウンター」が設置されていました。
以前登った時は残雪の尾根道を歩きました。
雪の無い山道は尾根の巻き道です。
登山道左手の五竜岳が一層近づいてきました。
険しい山肌が間近に迫ります。
八方池の手前辺りから富士山が見え始めていました。
標高が高くなるに連れて、雲に浮かぶ日本有数の峰々が一望のもとに見渡せました。
尾根の南側を歩く道は陽射しがあって暖かな道です。
上りの道は少し汗ばむくらいです。
一年でも一番残雪の少ない季節ですが、雪渓を見ることができました。
冬季の雪の重みのためか、ダケカンバの木々は一様に曲がっています。
南側の斜面から尾根道に出ると冷たい風が吹き付けてきました。
正面の小高い所を上り切れば目的の丸山ケルンです。
八方池を出てから一時間あまりで丸山ケルンに到着しました。
山頂を目指さない『山歩き』も天候に恵まれて楽しい道となりました。
雨飾山、妙高山といった上越国境の山々も見ることができます。
不帰ノ嶮の険しさが伝わってきます。
山の空気を満喫して、下山することにします。
久し振りの『山歩き』に疲れも出てきました。
下りの道は緊張感をもって慎重に進みます。
上から見る扇雪渓です。
雪の様子がよく分かります。
斜面に細い道が続きます。
足を滑らせれば何処までも落ちて行ってしまいます。
八方池が見えてきました。
八方池まで戻って来ました。
少しの間、休憩します。
八方池を出発しました。
白馬三山は霞むことなくずっと見えています。
下山の道はルートを変えてみました。
木道の少ない道を歩きます。
登山口の八方池山荘を見下ろします。
楽しい山道ももうすぐ終わってしまいます。
登山口の八方池山荘前に到着しました。
連休前の平日とあって、秋の好天にしては登山客も程々で歩きやすい道でした。
何よりも久し振りの『山歩き』を無事に終えることができたのが良かったことでしょう。
朝方はガスに遮られていた白馬三山が黒菱平からはっきりと見えていました。
リフトからゴンドラに乗り換える途中で信州の林檎シナノゴールドのソフトクリームを食べました。
下りのゴンドラからは秋めいてきた白馬の街並みが一望できます。
ゴンドラを降りて、白馬駅まで歩きます。
駅へと続く道は歩道が整備されていて安全に歩くことができます。
JR白馬駅に到着しました。
南小谷からの列車を信濃大町で乗り換えて、暗くなる前には我が家へと辿り着くことができました。